外国の標識と比較する
「止まれ」標識の形が違う
日本では、信号機の無い街中の小中交差点で交通整理をしているのが、「止まれ」と「徐行」の道路標識です。
これに対して、外国で交差点の交通整理をしている道路標識と言うと、「STOP」と「Give Way」標識になります。
この2つを比べてみてすぐ解るのが、「止まれ」と「STOP」の標識の形が違うことです。
しかし、この2つの意味は日本語と英語の言い方の違いで、意味は同じく“止まる”です。
気になるのは、日本の「止まれ」と外国の「前方優先道路(道譲れ)」が逆三角形で同じだが、八角形の標識ではありません。
「道譲れ」標識が無い
「前方優先道路」標識の意味は、前方の交差道路の方が優先的に通れる道路と言うことで、そこを通る車両の進行を妨げないように、“道を譲りなさい”と言う意味です。
外国では、この「道譲れ」標識は、別に独立してます。
日本でこの「前方優先道路」に当たる標識は、補助標識の「前方優先道路」です。
じゃ、日本では、「道譲れ」本標識は無いのかな?
「止まれ」と「道譲れ」が兼用でいいのか…
それで、「止まれ」標識の意味を『交通の教則』で見てみると、
交差する道路を通行する車や路面電車の進行を妨げては行けません
とも書かれてます。
要するに、この意味は“道譲れ”と同じですから、兼用しているのです。
しかし、これで良いのだろうか…。
標語好みの日本人ですが、効果は?
日本では、交通ルールを守る標語として“…譲り合いましょう!”や“譲り合いの精神”がよく言われます。
これは、このルールを守らない人が多いからではないのか。
外国では「道譲れ」標識があるのに、日本では精神的なことで解決できると考えているようです。
「止まれ」と「道譲れ」は同じ意味じゃない
「止まれ」標識で停止しない車両は沢山いて、それを警察官が見つけては違反キップを渡している。
これも変なことで、本来は譲ろうとしなかった車両に対してのみ、違反にするべきではないのだろうか…。
そうでないと、何時までも「道譲れ」は定着しないし“譲り合いの精神”も身に付かないのではないのか。
「道譲れ」の普及は、マナーも改善する
いつまでも「教習所合格運転」的なものじゃなく、心から「譲る」ことの出来る運転に変える必要があると思います。
それには、外国の「前方優先道路(道譲れ)」標識の導入は、大きな意味があるように感じます。
これは単なる標識変えではなく、普及の度合い次第で、課題である交通マナーの向上が期待出来るのではないのか。
必要な精神であり、必要な標識の様な気がしています。



