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交差点名の標識と、スピードと視野の関係

交差点名を見て欲しい



交差点での視覚特性
交差点におけるスピードと視覚に、どういう関係があるのか以前から気になっていました。
ちょうど全日本交通安全協会発行の「二輪車に乗るためのライディング入門」に、「スピードと視覚」について書かれていましたので、交差点の写真に置いてみました(上写真は、京葉道路上り錦糸町駅前交差点です)。
スピードが上がるにつれてライダー(運転者)の注視点は前方に移動するため、近くの物が見えにくくなり、よく見えるのは遠くの注視点付近になると言ってます。

視覚的に、わき見の場所に
この特性を考えに入れて、写真の中の「交差点名」案内標識を見て欲しい。
この標識を読む場合は、一度遠くの注視点をこの標識に視点をずらして読む訳で、これは一種の「わき見状態」と似てはいないのか。

国土交通省のホームページによると、この文字の大きさは「10cm」との記述で、これは道路の設計速度が30km/h以下の基準値に相当する。
当然、走行中のスピードによっては、この案内標識は読み難くなります。
何より、写真の位置くらいまで来ないと、交差点名が確認出来ないことに問題を感じます。

それ等が、交差点の交通事故に係わっているかは分かりませんが、ストレスは十分に発生していると言えます。
この問題の解消の為にも、「交差点名」の予告案内する標識が必要であると考えます。
この例は、予告案内の大切さを大変良く表していると思います。

ニュース

予告案内標識に交差点名の表示が許可!

地図に書かれている交差点名を、交差点の手前で知る手段は今の道路交通法の定める案内標識には有りませんでした。
しかし、国土交通省は平成20年4月22日に、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部改正等について」を発表し、その中に予告案内標識に「交差点名の表示」の許可がありました。
詳細は国土交通省のHPを見て頂くとして、当サイトが正に提案していたことにGOサインが出たと言うことです。
公布・施行予定は平成20年6月上旬となっています。

ただし、150mにある交差点案内標識は除外された様ですので残念。
同じ形でGOサインをぜひ出して欲しいと思います。

参考
  • 国土交通省HPのURL→http://www.mlit.go.jp/road/sign/pc/080422/bessi01.pdf

主要地点(114の2-AおよびB)案内標識とは


交差点の信号機に付設されている、いつも「交差点名」と言っている標識です。
この標識の正式名は、「主要地点(114の2-AおよびB)」案内標識と言い、単なる地点名案内標識です。
本標識ですが、形は案内標識の中では小さいものです。
「交差点案内標識」が設置されている交差点でも、この標識が設置されてない所も有るので、あまり重要には考えられてはいないようです 。

一般道において、地名を案内する標識は、他に「著名地点(114-AおよびB)」案内標識があります。
方面案内標識の方面名が町などを表す面情報標識なのに対し、この地点案内の地名は現在地を表す点情報標識です。

現在、法律で定められた「交差点名」案内標識とか「交差点名」予告案内標識と言う分類の標識はありません。
(国土交通省のホームページ参照)

主要地点(114の2-AおよびB)案内標識の決まり

主要地点案内標識の設置例
主要地点案内標識
主要地点案内標識(114の2-A)
交差点名の標識
主に信号機に付設されています。
「主要地点(114の2-B)」は縦型。

主要地点(114の2-AおよびB)案内標識の 設置場所
高速道路以外の道路において設置を必要とする地点における左側の路端、車道の上方、中央分離帯または交差点における進行方向の正面の路端。
(国土交通省のホームページより転記させていただきました)

参考資料


  • 国土交通省HP、道路技術基準・道路標識を参照しました。URL→http://www.mlit.go.jp/road/sign/hyoshikitop.html

コラム

交差点名の統一を!

神谷交差点の写真 主要地点(交差点名)案内標識の気になる点があります。
それは、交差点に陸橋や歩道橋が設置されている場合に、その個々の名前が違い統一性がないことです。

環七通りで例を挙げると、立体交差の「神谷」交差点(写真)。
ここは「宮堀第一歩道橋」や「神谷陸橋」が大きく目立ち、更に交差点名案内標識 が見当たらず、取材時は神谷という文字をキョロキョロ探してしまいました(徒歩取材時でです、念のため)。
    
混合交通の中心部となる交差点は、混乱したまま入ると、注意力を脱ぎ捨てて入るようなもので、好ましい状態とは思えません。
混乱する要素はできる限り取り除くべきでしょう。いくつも交差点名らしい名前が有る現状は、混乱しやすいと思います。
交差点を通行する車に対して、取り組みの甘さを感じます。


環七通りの立体交差の交差点名(40ケ所)

「…陸橋」と言う名の交差点
柿の木坂陸橋、駒沢陸橋、駒留陸橋、 若林陸橋、方南陸橋、大和陸橋、丸山陸橋、豊玉陸橋、桜台陸橋、板橋中央陸橋、姥ヶ橋陸橋、江北陸橋、梅島陸橋野の13ケ所。

「…陸橋下」と言う名の交差点
高円寺陸橋下、奥戸陸橋下、総武陸橋下の3ケ所。

「…陸橋…」名がつかない交差点
環七大井ふ頭、平和島IC?、大森東、春日橋、松原橋、南千束、 上馬、若林、大原、野方本町通り?、大和町、神谷?、鹿浜橋IC?、西新井駅、加平IC?、大谷田橋、青戸8丁目、鹿本中学校前、松本弁天前、一之江1丁目、一之江ランプ、一之江駅北、長島町、葛西臨海公園前の24ケ所。

注)?が付いている所は主要地点案内標識が無い所です。しかし場所案内的には重要と思い、加えました。

履歴

Debut site 2001.December.29.

  • 2003年8月14日…「交差点名」へ、「交差点の名前は統一を!」部分を移す。
  • 2004年5月29日… 「方面と方向の案内標識」=「交差点案内標識」? ……の項を追加。
  • 2005年7月8日…「案内標識」と「規制標識」の設置者の追加。
  • 2005年7月13日…交差点案内標識の読み方図を追加。
  • 2005年12月8日…国土交通省の「道路標識」のページ改訂に伴う参照先の名称を訂正。
  • 2008年6月17日…CSSでページを作り直す。案内標識ページの「設置場所」をここへ移動した。