交差点案内標識の読み方を
知ってますか?
方面名の読み方
上の図は、目白通りで交差点案内標識のある連続する3つの交差点の案内標識を並べたものです。
江戸川橋交差点から九段下交差点へ直進している場合の例です。
「交差点案内標識」の読み方は、『交通の教則』に載っていません。
告知されず、「見ればわかるだろう」という昔ながらの考え方が見えます。
ただし、国土交通省のHPには、方面名の読み方は最近載りました。しかし、矢印図の読み方は載っていません(矢が付かない場合等です)。
今の案内標識は1点製作で、表示に省略表示などがあったりで統一性がなく曖昧で、いろいろな読み方ができる状況になってしまっています。
車から見る交差点案内標識ですから、安全性に大きく関わっています。
その為に、明解にわかる表示に変える必要性を強く感じています。
上図では、「交差点案内標識」の、色々問題を抱えている「方面名」の修正案を示してみました。
面情報と点情報
2004年に国土交通省が「わかりやすい道路案内標識に関する検討会」を開き、今その提言に沿って「方面と方向の案内標識」も修正が進められています。
今、面情報となる「方面名の選択基準」を決めて告知し、理解度を上げようとしています。
直進方面の方面名は、その地域に入ると消えてしまうシステムですが、遠地情報としては特に不便は感じず利用できます。
しかし、場所を特定すべき点情報がまったく欠落しているので、近地の交差点情報として使うと、全くわかりに難いものになります。
消える案内名。表示してこその案内。
この「方面名が消えたら到着した」という消える案内ルールは、逆インフメーションで、明確さはありません。
この点を補う為には、やはりインフメーションが必要なのですが、それを引き継ぐ点情報は何もなく、省略され過ぎた案内標識と言えるでしょう。
その為に、新たに同定できる地名を表示する必要があると述べられていますが、どうするのか早く解決すべきでしょう。
ここまでして、省略表示化につながる「重要地と主要地」を認知させようとしていることに疑問を感じます。
さらに、2つ並びの方面名は、場所の「遠近関係」がわかり難いので、広報して認知度を解決しようとしているのですが、明らかに文字並びが不自然です。
不自然なものは、一般的に何時まで経っても身近なものになりません。
身近で合理性のあるルールに従った案内標識が求められています。
それで、究極の交差点案内標識を提案ページに示しましたので、ぜひ見て下さい。
問題点
東京23区における重要地と主要地の候補地例。
重要地名=浅草橋、池袋、上野、五反田、新宿、渋谷、品川、巣鴨、日本橋。
主要地名=赤羽、青戸、荻窪、赤羽橋、蒲田、板橋、飯田橋、大森、大原、王子、羽田、日比谷、東中野、本郷、馬込、丸子橋、三宅坂、目白、四谷、目黒、谷原、六本木、信濃町、砂町、千住、瀬田、高井戸、辰巳、高田馬場、戸田橋、等々力、成増、半蔵門、初台、晴海、亀戸、上馬、葛西、亀有、銀座、言問橋、高円寺、桜田門、大崎、三軒茶屋、新橋、四ツ木、西新井、三ノ輪、南砂、芝公園、市川橋、祝田橋、永代橋、恵比寿、大久保、大手町、御徒町、駒形橋、駒沢、笹目橋、水道橋、溜池、豊洲(以上は、国土交通省のHPより転記引用)。
これらの決められた方面地名以外を使う場合は、その方面地名は省略されることになりますが、この標識の様な例外が出来ます。
上図の場合は、右折禁止と言うことで省略されており、他のケースでも省略表記があり、解らないと言う問題を作っています。
この情報省略は、インフォメーションとしてはマイナス要素で、今の道路案内システムには、好ましいとは言えないと思います。
- 方面名規則参照:国土交通省・道路技術基準・標識ページ
- http://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/annai/6-hyou-timei.htm



