道路交通法と安全
身近な道での交通事故
交通安全等のボランティアに参加してみて、今の道路交通法は身近ではない…と感じます。
それは、交通事故の原因が、マナーが悪いため…と言われている現状。
そして、規則を守ろうとすると、逆に邪魔者になる時さえある。
そして、交通事故件数が多い現状。
こんな状態で、身近な道は安全、と言えるのだろうか?
取り残された教科書
道路を利用する者が交通ルールを守らなければ、立派な道路施設を作っても絵に描いた餅と同じで、事故は起きます。
道路の利用者が、ルールを守ってこその安全です。
そのルールを勉強できるものが、唯一の『交通の教則』なのに、この本の出来が良くないのです。
昭和47年に初版発行され、免許更新毎にこの本が配られて来ましたが、内容が社会の変化に追いついていない所がある。
この間に道路は良くなり、車線の多い交差点が増え、交差点案内標識などの案内板もたくさん増えていると言うのに。
例えば、交差点の通り方は36年前のままで、特に市街地では現実的ではなくなって来ています。
マナーが向上しない
日本では、道路交通法の習得レベルに、初心運転者とベテラン運転者に大きな差がないと感じます。
むしろベテランの方が、自己流で悪いと感じる時もあるのだ。
本来、向上心のある人が勉強すれば、レベルアップするものです。
しかし、交通マナーは向上しているとは言えないのが現状です。
ベテランがレベルアップしない制度
道路交通法の習熟度が、日本の交通マナーのレベルを左右すると思うが、その牽引役となるべきベテラン運転者のレベルが向上しない。
この現状に、今の免許更新制度に欠陥を感じてしまう。
免許更新時の講習会が、無事故無違反で優良運転者になると、30分と言う最短の講習時間で終ってしまいます。
要するに、優良運転者になればなるほど、道路交通法を勉強する機会が少ないのです。
道路交通法を勉強したくても、叶いません。
学ばなければ、レベルアップしない
この交通マナーのレベルを改善することが、今後の交通社会の安全性にも繋がるものと考えます。
その為には、マナー教育、すなわち現実に合った道路交通法を教えることが必要になります。
仮に、幼児期から高齢者までを数段階に分けた交通教育システムなどを作れば、年代別課題の解決にも繋がるでしょう(上の写真)。
建前ではなく、今や道路交通法は、道路を利用する総ての人のものになりました!? ずっと前からそうでしたっけね。
交差点交通事故撲滅の為にも、自動車運転者、自転車に乗る人、歩行者、子供など、総ての道路利用者がルールを認識している必要が有ります。
ポイント

目指せ、国民総交通マナー皆伝!
全交通事故の約50%を超える交差点事故率と、この状況が永年続いている事実は、それに対する効果的な対策が採られて来なかったことを表している。
交通事故は主に車が起こすことから、その規則と罰則の強化で、事故抑制効果を上げて来ました。
しかし、平成14 年度に運転免許保有者数が、対人口比で初めて60%を超えました(警視庁交通統計より)。
日本のモータリゼイションが始まった頃の昭和44 年度が、対人口比約24%の取得率でしたので、たいへん大きな普及です。
また、非運転免許人の15歳以下の子供が人口の約14.9%、65歳以上の高齢者が人口の約19.5%(平成16年総務省発表)です。
これは、自転車やお年寄りの交通事故が増えているので気になります。
道路交通法は、この先も自動車を運転する人だけに必要なもので良いのでしょうか。




