練習会で練習しよう!
一般の練習会で注意したいこと
「特定の場所」(教習所を借りてやる等)の練習と言うことで、一般道のための練習と言うよりはレース練習に近い側面があることです(レース練習と同じと言っているのではない)。 練習会は一般道ではなく、あくまで『特定の場所』での技量アップです。これを理解すること。
運転技量のレベルの設定
また、運転技量そのものは、奥が深いものです。それを追求すると完璧というものが無いだけに、容易なことではありません。 一般的に必要なことは、自分で一般道を『自由に走り回れる』と言うレベルをどの辺に設定するのかということ。1年後であるか、2年後であるか、何年後であるかは個人差があるので言えませんが、一つの目安として、自分で楽に走れるようになったと感じた時と考えて良いのではないでしょうか。
事故対策がそれ以上に重要
それ以降は技量アップの練習はしないで良いと言うのではありません。一般道を走る場合、『事故対策』(危機管理)もしっかり考えていかないと、一般道での安全は得られないのが現状だからです。そのような事から免許を取ったら直に『事故対策』が必要と考えます。その為の一つが、まずは『技量アップ練習』を心がけることであり、更に沢山の『生きた情報』を得る事で完璧な『事故対策』を目指すことが必要と考えます。
練習意図を納得して練習すること
技量アップの練習は、再現が出来てはじめて練習なのであり、最低でも再現できないものは練習にはなりません。その為にもコース設定者は効果的な練習をする為にも、その練習意図を参加者に明確に指示する必要があります。又、参加者も、練習中に『何の練習なのだろう・・・』と言うレベルでは本当の練習にはならないと考えます。
一般道での技量アップでは無い
特に注意したい事は、目的が無く練習意図がハッキリしないと練習にならないばかりか、一般道で無意識にその走りが出てしまう可能性もありますので、逆に危険性が高くなりかねません。又、まじめに練習しているしている人は、一般道で出来る限り練習会での走りが出ないように走ることが必要と考えます。矛盾しているようですが、一般道は練習場ではありません。マナーを守り、この辺を心に決めて乗る必要が有ると考えます。しかし、練習会は楽しいものでありたいです。お互いに練習意図をハッキリ自覚して、安全で余裕ある走りを習得したいものです。
練習会メニューに事故対策も必要
車やバイクはスポーツ性と便利性があります。その二面を一般道を運転する時にうまくコントロール出来ることも必要で、その為の精神面の鍛錬も、練習で培う必要があると考えます。一般に事故が多いのは、ドライバーのマナーの低さが原因と言われているのが現状で、その為にも一般道の走り方を考慮した多技に渡る練習会メニュー(すなわち事故対策)も考える必要があるのではないかと思います。
以上、私が一般の練習会に参加してきて感じたことを書かせて頂きました。失礼しました。
この項の内容は、1996年4月30日発行『W Safety 創刊2号の二輪練習会ページ (文・森純一郎)』を修正再録しました。
